特集「サウナと音楽」インタビューVol.1 LOST IN TIME 海北大輔氏

サウナタイムとTSUTAROCKのコラボ商品 「SaunneRパーカー」の発売 を記念して、「サウナと音楽」をテーマにサウナ愛や音楽との親和性をミュージシャンの方達に語ってもらうこの企画。第一回目は、LOST IN TIMEのボーカリスト海北大輔氏。ミュージシャンらしいこだわりの入浴法や、おどろきのオススメサウナなど伺った。

サウナを好きになったきっかけはツアー遠征

- サウナーけた どうぞよろしくお願いします!

- 海北大輔 こちらこそ!よろしくお願いします! 「サウナタイム、使ってますよ!これから初めてサウナに行くって人には、まっさきにサウナタイムを紹介してます。とくに サウナの入り方 や 効能 の記事を最初に読んでもらうようにしてます」

そういう使われ方をしてもらうのがいちばん嬉しいです!

- 海北大輔 「今から1年ちょっとくらい前ですかね、サウナタイムが出来たときはとてもありがたかったです。当時はサウナの情報といえば、個人のブロガーさん発信のものぐらいしかなかったですからね。ぼくはひきがたりの一人旅をするときには、サウナによく泊まっているんです。 経費削減にもなりますからね。昔はどこにどういうサウナがあるかわからなかったんですが、今はサウナタイムでいろんなひとのレビューをチェックして「この街のこのサウナ行きたいな」というところからツアーを組むようにしてます」

サウナありきでツアー組むんですか!?それはすごいですね!

- 海北大輔 「特に静岡はサウナしきじのおかげで、ツアーに行くようになりました。それまでは東京でライブが終わると次は名古屋、ってパターンが多かったんですが、必ず静岡に行くようになりましたね……」

なかなか筋金入りですね。海北さんはどういうきっかけでサウナをお好きになられたんですか?

- 海北大輔 「ツアーがきっかけですね。単独でひきがたりのツアーをバンド活動と並行して行っているんですが、始めた当時はなかなか予算も出なかったので、移動は青春18切符や夜行列車を、宿泊は漫画喫茶やネットカフェを使ってたんです。たまに健康ランドに泊まることもあったのですが、漫画喫茶とかに泊まるより健康ランドに泊まった方が翌日のコンディションが明らかによかったんです。そこからだんだん漫画喫茶に泊まらずに健康ランドに行くようになりました」

たしかに。サウナ施設に泊まった翌日の体のコンディションはめっちゃいいですもんね。

- 海北大輔 「最初はサウナもスチームサウナがメインだったんですよ。鼻も喉もめちゃくちゃ潤うんで。それから徐々にドライサウナに興味を持ち始めましたね」

オススメサウナは、熊本のハードコアなあのサウナ施設

全国のサウナをよくご存知でいらっしゃる海北さん。とくに印象に残っているサウナはありますか?

- 海北大輔 「たくさんありますよ。ツアーは基本、東名阪を最初に組むんですが、その合間に有名サウナ施設がある地方によく行きます。名古屋終わって大阪行く前に岐阜を挟んで大垣サウナとか」

大垣サウナ!ぼくも大好きです!

- 海北大輔 「サウナが好きになってから旅が楽しくなりましたね。あと、ようやく今回のツアーで熊本の湯らっくすに行くことができました。MAD MAX連打してきましたよ」

お!湯らっくす!まさに名店ですね。いろんな地方に行けることはサウナーからすると本当に羨ましいですね。

- 海北大輔 「サウナ施設にはそれぞれの良さがありますよね。その中でもしきじや大垣サウナはみんなにオススメします。それから、湯らっくすのホスピタリティは本当に素晴らしいですね……。全国的に男性専用の施設が多いと思うのですが、湯らっくすは女性の方にもオススメできるのでとても嬉しいです。そして、もちろんこれらの名店もいいんですが、ちょっとハードコアになるんですが、オススメがあるんですよ……」

お……、気になる……。どこですか?

- 海北大輔 「同じ熊本になるんですけど、田迎サウナってのがあるんですが、あそこは凄まじかったですね」

田迎サウナ!サウナタイムの口コミを見て、ずっと気になっていたんです!

- 海北大輔 「ちょうど福岡に行く前の移動日だったんで、レンタカー借りて行ってみたんですが、まぁすごいセッティグで……。行ったときは開店すぐだったのでサウナ室は100℃くらいだったんですけど、普段は120℃くらいまでいくみたいなんですよ。もうカラッカラのサウナ室で、かなり強烈だなあと思いました。そして水風呂は湯らっくすと同じ阿蘇山水源を使っていて、天井から滝のように落ちてるんですよね。そこにいる常連さんたちがまた強烈で。ととのいイスとかあるんですけど、だれもそこに座らないんですよ」

今のサウナブームとは違う次元にあるサウナって感じですね。

- 海北大輔 「そうなんです。なによりおもしろいのは、田迎サウナって受付が無人なんですよ。受付に金魚鉢みたいな水槽があって、その水槽に入泉料の500円を入れるんですよね。もし500円がない場合は、1000円札を水槽にいれるんです。その上におつりの500円玉が無造作に紐で吊るされていて、そこからお釣りを取るんですよ。そしてその無人受付に、がっつり監視カメラが置いてあって「監視中」って書かれてるんです。常連さんもだれもそこに突っ込んでないし」

すごい……。ある意味平和な施設ですね。

- 海北大輔 「脱衣所があって、好きなロッカーを使えるんですけど、ものすごい数のタオルが積まれていて、それも「一人2枚までどうぞ」って書かれてるんです」

めっちゃ気になります、田迎サウナ……。次の熊本出張で行ってみます!

人生最初のロウリュは、北海道のあの名店

まさか海北さんとのインタビューでこんなに田迎サウナの話になるとは思いもしませんでした。

- 海北大輔 「あそこは本当に印象に残ってます。あとは、小さい町銭湯なんですが、愛媛県松山にある水晶湯。3人がけでいっぱいになるサウナ室と、一人用の壺風呂状態の水風呂。ここはよく行くライブハウスの店長さんの行きつけで、ライブに行くたびにその方と一緒に行きますね。そこでいろんな音楽の話をします」

素敵ですね…。肩肘張らない昔ながらの銭湯は大好きです。

- 海北大輔 「富山にツアーに行った時も、健康ランドで打ち上げをしようって話になったんですよ。健康ランドの打ち上げだと、もうなにも心配しなくてお酒が飲めるじゃないですか。あとはそこで寝るだけ、という状態。いうなれば、ゴールテープに手をかけたまま飲むみたいな。おかげでツアー先で美味しい店をリサーチしなくなりました」

わかります!泊まりのサウナ施設で飲むお酒ほど美味しいものはないですよね。

- 海北大輔 「それから、泊まり先のサウナとなると、やはり北海道のニコーリフレ。あそこもよかったですね。あそこで受けたロウリュが人生初めてのロウリュだったのですが、もう衝撃でした」

イチ、二、サウナー!ですね。

- 海北大輔 「そうそう。すごい一体感。年齢層も雰囲気もバラバラの人たちが、一斉に手を叩きながら「イチ!二!サウナー!」って。もうシュールすぎて。気がついたら自分もすごい楽しくなっちゃって、一緒にやってましたね」

初めてのロウリュがニコーリフレっていうのはすごい贅沢ですね。 海北さんは拠点が関東なので、オススメのサウナは関東圏の施設がたくさん出てくるのかな、と思っていたのですが、まさかこんなに全国の施設が出てくるとは思いませんでした。

- 海北大輔 「関東だとやっぱりマルシンスパが好きですね。地方のサウナにたくさん行ってましたが、関東ではあまり行ってなかったんですよ。おかげでツアーがないとサウナに行かなくなるので体調を崩しちゃって。これはまずいな、と思って行き始めたのがマルシンなんです」

サウナに行かないと体調崩しちゃうの、わかります。

- 海北大輔 「マルシンに通い始めた頃、ふと横に座ったお兄さんが、「ぼくここのスタッフなんですけど、今から試したいアロマがあるんでロウリュやっていいですか?」って話しかけられたんですけど、なんとそれがマグ万平さんでした」

ミュージシャンならではのサウナの入り方

サウナが好きなミュージシャンの方って多いですよね……。ミュージシャンの方達がサウナを好きになる理由などあるのでしょうか。

- 海北大輔 「ツアーやライブが活動の根源になっている方が多いからだと思います。そういう方達がツアーをするってときに、機材があるのでバンを使う機会が多いと思うのですが、その際、予算や泊まりやすさを考えると、サウナ施設にいきつくバンドが多いんじゃないかな、と思うんです。今まではなかなかそういうことが言えなかったと思うんですが、今なら「言っていいんだ!」と思えるミュージシャンが増えたんじゃないかな」

なるほど……。ツアーや遠征が、サウナを好きにさせるひとつの要因になっているわけですね。

- 海北大輔 「そうですね。きっと出張が多いサラリーマンの方も、サウナ好きな方が多いんじゃないかと思うんですよ」

はい。まさに自分がそうでした。サラリーマン時代、出張とかこつけて全国のサウナに行きまくってましたね。

- 海北大輔 「羨ましいですね…。」

ところで、なにかミュージシャンならではのサウナの入り方などあるのでしょうか。

- 海北大輔 「ぼくはボーカリストなので、カラカラのドライサウナに入る時は、喉を痛めないように気をつけてますね。とくにライブの後やスタジオワークの後のような、喉を酷使した後にドライサウナに入ると、喉にダメージを残しちゃうんですよね。なので、ドライサウナ入る時は、濡れタオルを口元に巻いたりして、喉の保湿を心がけてます」

たしかに。喉に乾燥は大敵ですからね。それであれば、ドライではなく、スチームやミストなどの湿式サウナもよく入られるんですか?

- 海北大輔 「そうですね。とくに寝る前や翌朝などは、まず湿式に入って喉と鼻の通りを良くしてからドライサウナに入るようにしてます。あと、ロウリュを受ける時は、慣れてないと口呼吸になって熱波をもろに吸い込んじゃうんですよね。なので、ボーカリストの友人とかと一緒にロウリュ受ける時は、熱波が通り過ぎてからゆっくり息を吸うように、って説明します」

スチームやミストなどの湿式サウナには、もっと多くのサウナーに入って欲しいですね……。

- 海北大輔 「そうでうね。高い温度も大事ですが、湿式ならではのマイルドさのなかに、ドライとはまた違う効能がちゃんとありますからね。あと塩サウナも大好きなんですよ。浸透圧で汗と一緒にいろんなものがドバドバ出ていく感じが大好きです。肌もすべすべになって。なんかこう言うとあれですが、塩サウナあがりの自分の肌にちょっとドキドキしちゃう感じが好きです」

わかります!ぼくは塩サウナあがりによく自分で自分のお尻を撫でてます。 湿式サウナのオススメ施設はどこがありますか?

- 海北大輔 「まずは京都のルーマプラザの塩サウナ。それからしきじの薬草サウナ。しきじは薬草に包まれる感じがいいですね。あとはニコーリフレのスチームサウナもめちゃくちゃ気持ちいい。それから湯らっくすの備長炭蒸し風呂。ウェルビー名駅のミストサウナも好きです。それからニュージャパン梅田。あそこの湿式サウナの湿度はすごいですよね」

ニュージャパンわかります!あのビタビタ感!

- 海北大輔 「冬場に、なんだか風邪っぽいなぁって思う時って、部屋に加湿器をつけるじゃないですか。やっぱり湿度って免疫にとってすごい大事で、体の湿度がなくなってくると、鼻や喉がカピカピになってくると思うんですよね。なので体に湿度を足すためにも、湿式サウナってめちゃくちゃ効果的だと思うんです。体調悪い人などは、いきなりドライサウナで温冷交代浴するよりも、まずは湿式サウナでゆっくり体を温めた方がいいと思います。これを機会にぜひ多くの方に、湿式サウナにもたくさん入って欲しいですね」

LOST IN TIME 海北氏のインタビューでは、思いがけない全国のサウナ施設がどんどん出てきた。ミュージシャンのみならず、遠征や出張で地方にいくことができる人は本当に羨ましい限りだ。また、湿式サウナを上手に活用するのはまさにミュージシャンならでは。ぜひこれを機会に、普段のサウナに湿式をどんどん取り入れてみて欲しい。
撮影: 松丸洋大

【海北大輔】

【LOST IN TIME】

【LIVE情報】

日時 2020年2月1日(土)
会場 新代田 FEVER
概要 LOST IN TIME 2020 One man Live
「窓灯の外、宵の唄の匂い。」
・開場17:30/開演18:00
・前売り ¥3500 (+1drink) / 当日 ¥4000
・チケット発売日2019年12月15日(日)~
チケット販売 FEVER店頭、各プレイガイド
https://eplus.jp/sf/detail/3160980001-P0030001P021001?P1=1221
・お問合せ:LIVE HOUSE "FEVER" 03-6304-7899

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