サウナ銘店探訪11 神奈川県「 湘南ひらつか太古の湯グリーンサウナ

サ道 」の第5話でロケ地となった、「湘南ひらつか太古の湯グリーンサウナ」。JR平塚駅の西口から徒歩2分。ここは地域の人たちから35年以上も愛され続けている老舗の銘店である。最近は地元の人のみならず、県外や関東圏外からも、この施設をめがけてお客さんがやってくる。多くのサウナーを魅了する、その人気の秘密を探った。

広い浴室と豊富な浴槽。広がる天然温泉の香り。

館内に入ると、35年の歴史を感じるレトロな佇まい。どことなく落ち着く木の温もりを感じるが、清掃が行き届いており隅々までピカピカ。磨き上げられた艶のある床に驚くだろう。 浴室はかなり広く、天然温泉の香りと豊富な浴槽にわくわくする。 この施設の社長である加川淳氏は、サウナ大国であるフィンランドやバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)、ドイツなどに実際になんども趣き、本場のサウナを体験した。そこで得たサウナのこだわりが、この施設では至るところで表現されている。

ポイント① スタッフ常駐で運営する、手間暇かけたテントサウナ。

ここからは実際のこだわりポイントを挙げていきたい。まずはサウナ室。 太古の湯のサウナ室は、非常にクオリティの高いものだが、よりサウナを楽しみたければぜひ外気浴が楽しめる庭へ行って欲しい。そこに鎮座するのはなんとテントサウナ。 不定期(主に土日が多い)でこのテントサウナは稼働しているが、ここに加川社長の強いこだわりが反映されている。 テントサウナが稼働する日は、必ず専門のスタッフが常駐しており、テントサウナへの出入りを完全に管理している。お客さんは、スタッフの指示のもと順番を守って出入りしなければならない。 温度が不安定になりやすいテントサウナだからこそ、スタッフがお客さんの出入りの度に常に薪の状態や温湿の調子をチェックする。こうすることによって、安定した火力、温度、湿度、香り、清潔さを保つことができるのだ。 手間暇かけたテントサウナにぜひ入って欲しい。その強烈なセッティングに必ず満足するだろう。

ポイント② 水温よりも水質。天然地下水の計り知れないパワー。

サウナに欠かせない「水風呂」。 近年では、どれだけ冷たい水風呂があるかが施設の人気に繋がったりしているが、加川社長がこだわったのは、温度よりも「水質」。 太古の湯の庭に植えられた鬱蒼と茂るゴムの木。このゴムの木の根元から栄養分が地下水に分泌され、その天然の地下水をこの水風呂は使用している。 天然ゆえ、茶褐色した深みのある色をしており、フミン酸やフルボ酸などの栄養素を多く蓄えている。これら栄養素は、細胞を活性化させる天然のイオン交換物質であり、アトピー性皮膚炎やアレルギー体質の改善、免疫力アップなど、期待できる効能は計り知れない。実際、なんどもこの水風呂に入っていると、肌がとても艶やかになった。 ぜひ天然のコクのある水質を楽しんで欲しい。

ポイント③ 喫煙、飲酒、飲食。全て自由の広い庭。

手間暇かけた熱いテントサウナ。水質にこだわった天然水風呂。そして太古の湯の大きな特徴である、広い庭での外気浴。ここにも加川社長のこだわりがいかされている。 もっともこだわったこと。それは「自由」であること。 そう、このスペースでは驚くことに、喫煙、飲酒、飲食、全て自由なのだ。 テントサウナを稼働させる日は、この庭でビールやスープの販売が実施される。 最近は、より外気浴を楽しめるよう、大掛かりな改装をした。そのおかげで庭がより広くなったので、タバコを吸う人も吸わない人も一緒に外気浴を楽しむことができる。 規制やルールに縛られた運営ではなく、お客さんひとりひとりが自由に楽しめる場を作る。ここにも太古の湯らしいこだわりがしっかり反映されている。

こだわりを形にするのはとても難しい。いいサウナ、いい水風呂、いい外気浴。そのひとつひとつのこだわりを実現するために、サウナにはスタッフを常駐させる。ゴムの木を植え育て水質を良くする。そして自由な外気浴を実現するために改装をする。 こだわりに勝るなみならぬ努力。それが35年以上も地域の人に愛され、そして県外からもサウナーを呼ぶことができる人気の秘密なのかもしれない。

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