イベントレポート ネイチャーサウナフェス

鳥取県は琴浦町、大山隠岐国立公園内に生誕したサウナタイムプロデュースのサウナ「ネイチャーサウナ」。
この施設のオープンを記念して、2020年11月28日にネイチャーサウナフェスと題したオープニングイベントを行った。
サウナ、水風呂のみならず、サウナめし食べ放題やモルック大会などコンテンツもりだくさんのイベントの様子を徹底公開!

ネイチャーサウナとは

イベントのレポートに入る前に、まずはネイチャーサウナとはなんなのかをご紹介。
ネイチャーサウナとは、2020年10月22日にオープンした鳥取県琴浦町にある国立公園「大山隠岐国立公園」の中にある、 一向平キャンプ場 に併設されたサウナ室のこと。
サウナタイムがプロデュースし、フィンランドのサウナ文化と日本のサウナ文化を融合させた造りになっている。
サウナ室はテレビや音楽はなく、 ヴィヒタ が飾られた静かな空間でゆっくりできる。 セルフロウリュ が可能で、サウナベンチの段差が大きく、上段はかなり熱く下段はマイルド。
水風呂は大山滝の天然水をかけ流しで、外気浴はインフィニティチェアを10脚用意している。
くわしくは、「 サウナタイム、サウナつくる 前編 」と「 サウナタイム、サウナつくる 後編 」にて。

一日中、あますことなくサウナを堪能し尽くす!

今回は新型コロナウイルス対策と施設のキャパシティ鑑みて、20名限定のイベント。
サウナ、水風呂、外気浴スペース、サウナ室のあるロッジから飲食ができるロッジまで全てを20名だけで完全貸切にするという超贅沢な内容だ。
中国地方の参加者はもちろん、関東や関西など遠方県外からの参加。遠いところ本当にありがたい……。
まずはネイチャーサウナのサウナ室。 フィンランドのサウナ からインスピレーションを受けた、シンプルな造り。

普段は90℃前後だが、今日は生粋のサウナ好きが多いので、ガツンとこの温度。上段ロウリュはかなり熱い。

かなり熱いサウナ室に追い討ちをかけるようにサウナーけたの アウフグース 。サウナ室がせまく、タオルが大きいためサウナ室は灼熱地獄。なんという強引な運営者……。

大山滝の天然水をかけ流したプール。広く深いので利用者が多くてもバッチリ。

今日の水温はコチラ。外も寒いので、大山に悲鳴がこだまする……

初対面でも同じ水風呂に入ればこの笑顔!

外気浴もみんなで仲良く。標高が高いので空気が澄んで風が気持ちいい。寒いけどね……。

たまたま車で来ていた参加者が、たまたまトランクにテントサウナを入れており、たまたま設営の道具も揃っていて、たまたまキャンプ場に薪があったので、なんとテントサウナが急遽参戦。
偶然ってすごい。

朝から晩までかなり屈強なセッティングのサウナ浴を繰り返すのでとてつもない発汗量になる。だけど安心。おなじみサウナのおとも イオンウォーター を快適で安全なサウナのためにたくさん用意してある。

1日中サウナ、水風呂、外気浴を何十セットも繰り返す。後半になればなるほどなぜかイオンウォーターが異常なまでに美味くなる……。

楽しいのはサウナだけじゃない!

イベントの目玉はサウナだけじゃない。株式会社一向平キャンプ場の都築社長が作るサウナめしが1日中食べ放題!

好きなだけサウナに入って、お腹が空いたら好きな時に好きなだけサウナめしを食べて、また好きなときにサウナに入る。このゆるゆる感がたまらない……。

サウナに疲れたらロッジで暖を取りながら休憩。「どこから来たのですか?」「よく行くサウナは?」と参加者同士の会話に花が咲く。そして飛ぶようになくなるイオンウォーターとロンケロ。

ネイチャーサウナがあるロッジ内で、チェロの生演奏が行われた。チェロを聴きながら入るサウナ。この経験はそうそうできるものじゃなさそう……。

夜になると、宿泊組でモルックトーナメントを実施。モルックとは、フィンランドで生まれた投擲スポーツ。初心者でも身体能力による極端な影響を受けず楽しめる。

モルックは都度展開が変わるので、高度な技術と戦略が求められる。トーナメント後半となると、徐々に参加者もレジャーからスポーツへと意識が変わってきた……。

イベント中に誕生日を迎えた参加者にサプライズでケーキをプレゼント。夜もふけると参加者全員にひとつの連帯感が生まれていた。

夜は焚き火を囲んでみんなで談笑。話のネタは、サウナを好きになったきっかけや、各々の住まいのオススメサウナなど。

翌朝は朝の5時にサウナの火入れをして、夜明けと共にモーニングサウナ。みんなサウナ大好きだね。深い山の中で楽しむモーニングサウナは格別!

なぜキャンプ場にサウナを? キャンプ場再生請負人の都築社長

山の中のサウナは、都市型のサウナとはまた一味違った楽しさや発見がたくさんあった。
このネイチャーサウナ最大の魅力は、サウナ室の造りや水風呂の冷たさ以上に、この深い山の中、それもキャンプ場につくられたということ。
なぜ、キャンプ場にサウナをつくろうと思ったのか。株式会社一向平キャンプ場の都築法明社長に伺った。

- 都築社長 「以前、この一向平キャンプ場で1週間ほどキャンプをしたのですが、その時の経験がとても楽しく、この地で仕事がしたいとずっと思ってました。縁あってこのキャンプ場の指定管理社に選ばれたのですが、地元のひとはもちろん、県外の人がわざわざここまで来たいと思える、他のキャンプ場にはない魅力はなんだろうととても考えたんです。他のキャンプ場には無く、キャンプのように自然と一体化でき、そしてまったく前例がない。そう思った時、サウナタイムのけたくんの顔が浮かびました。彼とはずっと前から交友があったのです。
よし!ここにサウナを作ろう、この環境で入るサウナはとても気持ちがいいし、キャンプを楽しんでいるお客さんもきっと満足してくれる、そう思い、彼にプロデュースをお願いしました。
今回のイベントで喜んでくださるお客さんの顔を見ていると、本当にネイチャーサウナをつくってよかったと思いました。キャンプ場利用客もおかげさまで前年を大幅に超えています。この一向平キャンプ場でしか味わえない特別な時間。ぜひ一度体験しにきてください」

コロナ対策とキャパシティ鑑みて、20名限定の少人数特化型イベント。参加料は無料のため、収益を度外視し、イベントの目的はとにかくネイチャーサウナを楽しんでもらうことにした。
場所が鳥取県のさらに深い山の中だけに、集まってくれるか運営はとても不安だったが、多くの応募をいただき、遠方からはるばる訪れてくれ、そしてとても楽しそうに1日を過ごしてくれた。心から嬉しいイベントだった。

一向平キャンプ場とネイチャーサウナは、積雪による危険防止のため、2020年12月14日から2021年3月17日まで冬季閉鎖される。年明け3月にまたこの地で多くのサウナーとお会いしたい。