フィンランドでサウナ巡りをするなら本拠地はここで!サウナ、食事、ホテルが全て揃っている! 「トゥッリン・サウナ」と「ドリーム ホステル & ホテル タンペレ」
この2月から4月にかけて、フィンランドにサウナ旅に行く人が増えている。何度もフィンランドに行ったことのあるサウナーなら問題ないが、初めて行く人はどこを拠点にサウナを巡ったらいいのか不安なはずだ。そこで紹介したいのが「トゥッリン・サウナ」と「ドリーム ホステル & ホテル タンペレ(以下ドリームホステル)」。この2つの施設は同じ会社が経営しているので、道を挟んですぐ近くにあり同時利用で割引がある。楽しく、そして安心してフィンランドを堪能するために両店舗の魅力を紹介したい。
サウナ巡りの旅をするなら、狙いたい都市は 「タンペレ」
フィンランド の面積は日本の面積のおよそ9割。その中でも主に観光地として有名な都市が3つある。首都「ヘルシンキ」。雪山や自然の多い「ラップランド」。ムーミン美術館で有名な工業都市「タンペレ」。フィンランドは人口約550万人に対して公衆サウナが約300万施設ある。それゆえどの都市でもサウナを楽しむことができるが、おすすめしたいのは「タンペレ」だ。理由は有名サウナ施設がある程度密集しており、1日に何施設も巡るサウナ旅にはもっとも適しているからだ。タンペレはヘルシンキ空港から鉄道で約1時間半。日本からヘルシンキ空港に到着したら、空港で一休みしてタンペレに向かおう。そこに、 「トゥッリン・サウナ」と 「ドリーム ホステル」 がある。
タンペレ駅近く!トゥッリン・サウナとドリーム ホステルは旅の拠点に最適
タンペレ駅から徒歩5分程の場所に、ドリーム ホステルは存在する。この施設の斜め向かいにトゥッリン・サウナがあり、ここがホテルのレセプションとなっている。トゥッリン・サウナはできてまだ1年の新しいサウナ。施設の中にはサウナとビストロがあり、団体客用のワークスペースもある。サウナ巡りの拠点にするには最適なスペックだ。日本からフィンランドまで約9時間半。長旅の疲れをまずはゆっくり落とし、体力を回復してからサウナ巡りに出かけよう!
アメニティからタオルまで全て揃っている トゥッリン・サウナ で肩慣らし。
トゥッリン・サウナのサウナ室は、まさに「伝統」と「現代」を具現化したサウナ。100年前の丸太で作られた小屋がトゥッリン・サウナのサウナ室。落ち着いた照明が灯る店内は細部まで清潔に手入れが行き届いている。ここのサウナのうれしいところは、シャンプーやボディソープが数種類置いてあり、タオル、サウナマット、水飲み場で使う水分補給用のカップ、さらには混浴用の水着まで全て貸してくれること。つまり、完全に手ブラで楽しめるのだ。まだ フィンランドのサウナ の勝手が分からない。体が慣れてない。そういう時にとてもありがたい設備といえるだろう。
サウナ巡りの計画は、美味しいランチを食べながら。
トゥッリン・サウナが多くのフィンランドサウナーから支持されている理由の中に、店内ビストロが挙げられる。地元の食材をふんだんに使ったフィンランド料理を思う存分堪能できるが、とりわけおすすめなのがサラダビュッフェ付きの平日ランチ。8.5€(日本円で約1054円)のスープランチと、10€(日本円で約1240円)のメイン料理がついたランチと、2種類から選ぶことができる。いずれも為替相場にもよるが、この手頃な価格で、サラダビュッフェとデザート付き、コーヒー紅茶がおかわり自由のランチがいただけるのはとてもありがたい。ランチを食べながら次のサウナ巡りの計画をゆっくり立てるのが、最高に楽しい時間。
宿泊は部屋重視ならホテルタイプ。予算重視ならホステルタイプを。
トゥッリン・サウナの向かいにあるドリーム ホステルは、洗練されたデザインホテルであるにも関わらず、リーズナブルな値段が人気。ゆったりしたいなら60€(日本円で約7440円)でホテルタイプを。予算重視なら30€(日本円で約3720円)でホステルタイプを、状況や予算に合わせて選ぶことができる。うれしいことに宿泊者にはサウナと朝食の割引があるので節約にはもってこいだ。館内は、 フィンランド の一流建築家によるデザインホテルなので、ホステルでもおしゃれで安心。旅の仲間ができるかもしれない。
トゥッリン・サウナから近場のおすすめサウナ① 「(Rajaportti Sauna)ラヤポルッティ・サウナ」
トゥッリン・サウナからバスで15分程。ピスパラ(Pispala)にあるフィンランドで歴史的にも重要な最古の公衆サウナ。室内は全裸で入浴し、外気浴は皆タオルを巻いてベンチに座る。雪の季節は、入浴後に雪の上を転げ回る人も!ほどよい密集感のある室内で地元の人たちと触れ合えるのもここの醍醐味。
トゥッリン・サウナから近場のおすすめサウナ② 「Kaupinojan Sauna(カウピノヤン・サウナ)」
トゥッリン・サウナからバスで20分程。ナシヤルヴィ湖畔の近くにあるサウナ。1977年に誕生したサウナで、うっそうとした湖畔に佇む歴史ある趣が人気。
トゥッリン・サウナから近場のおすすめサウナ③ 「Rauhaniemi public baths(ラウハニエミ公共サウナ)」
ここもトゥッリン・サウナからバスで20分程で行けるサウナ。 カウピノヤン・サウナと同じくナシヤルヴィ湖畔沿いにあり、カウピノヤン・サウナとの距離は約1.6km、徒歩20分。なので同じ日に両方行くと効率がいい。サウナとこぢんまりしたビーチがあるのが特徴。
トゥッリン・サウナはいつでも日本の皆様をお待ちしています。
このトゥッリン・サウナのマネジャー、ユーソ・ヴィーラさんはこう話してくれた。 「フィンランドの国民性は日本人に気質が似ていると思う。そんな日本人の皆様には是非当店で、フィンランドの伝統的な木造サウナとローカルな味に挑戦して欲しい。特に当店のビストロ・メニューはユニークだよ。」 そして素敵な笑顔で日本人観光客にメッセージをくれた。 「暖かいロウリュを楽しみに来て下さい!ようこそ!」
「トゥッリン・サウナ」と「ドリーム ホステル」このふたつの施設は、初めてのフィンランド旅行でも、安心して楽しめる時間を与えてくれる。これを機に、フィンランド旅を計画してみては? また、今回の記事は、フィンランド語学学校で勉強中の「えりな」さんに全面的に協力をいただいた。 サウナのみならず、様々なフィンランドのライフワークを記したブログを公開中。フィンランド旅に欠かせない情報が満載なので、こちらの ブログ も要チェック!!
画像提供:Visit Tampere. photographer Laura Vanzo
#visittampere
撮影:Momoko Tsuda
住所 | Åkerlundinkatu 3 33100 Tampere, Finland |
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住所 | Åkerlundinkatu 3 33100 Tampere, Finland |
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平日ランチ | 11:00-14:00 |
サウナ |
月曜・火曜 15:00-21:00
水曜・木曜 15:00-22:00 金曜・土曜 15:00-23:00 日曜 11:00-20:00 |