サウナはオートロウリュありのため、しっかりと湿度もあり。タイプで言うとサウナサンを若干パワー下げた感じ。人によるロウリュも有りだが、スパ銭にありがちなエンタメ型。ひな壇は四段あって1番下は70度、天井付近は82度ほどだが、ひな壇最上段と天井に空間があるので実質75度くらいか。ただし、輻射熱の良さにオートロウリュのため、発汗良好。これならオートロウリュだけいい気がする。水風呂は17.7度表示だが、下からもチラーで冷やした水を入れてるため表示以下に感じられる。この施設の魅力は外気浴にあるデッキチェア。池袋のレスタと同じようなデッキチェアを使っているため、足を丸投げして寛げる。スーパー銭湯でこのレベルのサウナに水風呂、外気浴が揃ってるのは理想的。かかり湯のお湯も熱めなのが良し。ぬる過ぎるとサウナ上がりにせっかく開いた毛穴がしまる気がする。これで本格的にタオル使ったアウフグースが出来れば敵無しになれる気がするが、スパ銭では充分過ぎるクオリティだろう。
100度ありながらも湿度がしっかりとあるため苦しくない。布引の水と銘打った水が頭上のパイプから止めどなく注がれてるのを見て「昔は思わなかったが、今見たらプチMAD MAXやな」と感じてしまう。水風呂は20度超えくらいか。ゆっくりと入り、丸みを帯びた水の柔らかさに身を任す。水のクオリティも鹿児島の芦刈温泉や宮崎のマリノーヴァにそっくり。鹿児島や熊本の水に慣れてしまうと普通に感じてしまうが、大都市のど真ん中でこのクオリティを味わえるのは非常に貴重ではないか。また、地味に重曹泉が僕の肌と相性ピッタリで嬉しかった。
清潔なロビーに、巨大なテレビ。バリアフリーのお手洗いもポイント高し!
青空、トワイライトアンバー、月と星・・・好天の一日を過ごせば、この空の移ろいを屋上で余すことなく堪能できる。
浅いが広く、4人くらいであればゆったり入れる。水風呂の脇に設けられたライオンの頭部像は威厳たっぷり。
ここのサウナは、どういう分類をすればよいのでしょうか。座る位置の対面の壁の端から端まで、床から約80cmの高さの範囲がすべて熱源になっています。低位置に熱源があるため、頭部はのぼせにくく、足元からしっかり温まれるセッティングになっています。つまり頭寒足熱できるサウナというわけです。のぼせることなくしっかり体を温めることができる、良い設計だと思います。繰り返しますが、どういう分類をすればよいのでしょうか・・・ボナサウナ?
この価格でこの水風呂に入れるなんて感動でどうにかなりそうです。通いまくればクーポンで無料入浴もできますし、いやはや脱帽。外気浴はできませんが、更衣室に木のベンチがあり、扇風機が直撃するセッティングになっていますので充分。水風呂の水質が良いせいか、休憩しているときの肌が乾いてゆく爽快感が別格です。
かけ流しのラドン泉に入ることができる、温泉が少ない香川県では非常に貴重な施設です。給水機がない代わりに、お店で煮出したおいしい冷茶が飲み放題なのが嬉しい。タオルは最初に渡される2枚だけであり、使い放題ではないのが少々残念です。
外気浴はベランダで高松市の駅ビルを眺めながら。夜にはゆっくりと明滅する航空障害灯(ビル頂上の赤い灯火)が妖しくも幻想的な雰囲気を醸し出し、クールダウンタイムに彩りを与えてくれます。この瞬間こそが施設名が謳うゴールデンタイムでしょう(※個人の感想です)。
古風で凝った作りの施設で、一日楽しくのんびり過ごせます。露天スペースがとても広く、おだやかな瀬戸内海の海風を受けながらの外気浴は爽快。さらに通路脇に密かに張り巡らされたパイプからは、霧状の水があちこちから吹き出されており、外気浴の気持ちよさを増幅してくれています。これは珍しい設備ではないでしょうか。嬉しい心遣いです。
ちなみに香川県から、四国急行フェリーを使用して本施設を訪れる場合は、高松の乗り場窓口でお得なフェリーとのセットチケットを購入できます。
浴室以外の床はほとんどすべて籘編となっており、気持ちよく歩き回ることができます。また、何よりこの施設は清潔感が素晴らしい。そうとう気を使って掃除をしておられるのだと思います。おかげで気分よく過ごすことができます。
宿泊すると食べられる卵かけご飯は絶品。良い卵を使っておられます。味の付け方も、醤油や青のり、菜っ葉の漬物などバリエーション豊か。