【イベントレポート】沖縄カヌチャリゾート「アッチッチゾーン」

今や全国津々浦々さまざまなところで開催されているサウナイベント。
その中でも、沖縄県は名護市にある総合リゾート施設「カヌチャリゾート」で行われているサウナイベントが、とりわけ満足度が高いと注目を浴びている。
そこで、満足度の秘密を探るため、さっそく羽田空港から沖縄那覇までフライトし、現地のイベントに潜入取材をしてきた。

関東から沖縄那覇、そして那覇から名護へ。

今回、イベントを取材するのは、おなじみサウナタイムのサウナーけた。
けたは神奈川県在住なので、まずは羽田空港に行き、そこから沖縄那覇空港へ。
フライトの時間は約3時間。期待に胸を膨らませながら飛行機内では爆睡し、沖縄那覇空港に到着。
空港は南国の雰囲気満載で、至るところでシーサーがお出迎えしてくれている。

空港で記念写真。
12月なのにTシャツ一枚。さすが沖縄

那覇空港からカヌチャリゾートがある名護まではレンタカーで移動。
ルートは2つ。
高速道路だと1時間弱ほど。
幹線道路の58号線だと1時間30分ほど。
せっかく沖縄に来たので、道中のドライブを楽しむために今回は58号線を選択。
那覇を出発して30分ほど経つと、爽やかなオーシャンビューが見えてくる。

カヌチャリゾートに着く前にちょっと腹ごしらえ。
カヌチャリゾートのスタッフおすすめの郷土料理は、道中恩納村にある「なかむらそば」
なかむらそばの看板メニューは、人気の沖縄料理「ソーキそば」に、ふんだんに青さを使った「アーサそば」 ソーキそばのコクに青さの爽やかさが相まってのどごし抜群。
晴れていたのでお庭で食事。

なかむらそば向かいの海岸。恩納村にはたくさんの観光ビーチがあるので、カヌチャリゾートへの道中は楽しいドライブに。

これがカヌチャリゾート!

那覇から1時間半ほどのドライブを経てカヌチャリゾートに到着。
カヌチャリゾートとは、沖縄県北部、やんばる地帯の名護市にある広大なリゾート施設で、延べ80万坪の広さを誇る。
この広さは沖縄県最大級で、宿泊施設のみならず、食、癒し、遊び、などさまざまなコンテンツを楽しむことができる。

カヌチャリゾートの大きな魅力は、なんといってもアクティビティの多さ。
ゴルフ、カヤック、ゴーカートのようなアウトドアアクティビティから、エアヨガや最新型VRゲームなどのインドアアクティビティ、さらにはすし職人体験やシーサー色塗り体験などワークショップアクティビティなど、合わせて約80種類もある。
那覇からのドライブを経て、サウナのイベントまでまだ時間があるので、せっかくなのでなにかひとつアクティビティを体験させてもらうことにした。

この時期本州ではなかなかできない体験を、ということで、マリンアクティビティの中でも人気の「パラセール」を体験。
パラセールとは、パラシュートをつけたままモーターボートに引っ張られるスリリングなスポーツ。
サウナーけたは高いところが大好きなので、さっそくパラセールに挑戦!
モーターボートに乗るまでは余裕の笑顔。

しかし、岸からぐんぐん沖の方へ猛スピードでガンガン飛ばすモーターボート。
アクション映画ばりに激しく上下に揺れる船の上で、だんだん笑顔が曇ってきた。。。

見渡す限り水平線しか見えないほどの沖で、インストラクターがパラシュートを開く

そして沖の高波、強風の中パラシュートにライド。
グンと体が浮き上がり、、、

あっというまに上空40mほどまで一気に上がった。
上空40メートルとは、ビルの高さでいうと14階ほど。
初代のウルトラマンと同じ高さ。
見渡す限り水平線で、下を見ると乗ってきたモーターボートはコーヒー豆ほどの大きさに。さらにびゅんびゅん風がふき、波の衝撃がロープからパラシュートまで伝わってくる。
高いところが好きと豪語していたサウナーけたも、大声で「怖いよぉ!」と叫ぶほど。

無事?パラシュートからモーターボートに戻ると、一気に安堵でへなへなと座り込んでしまった。
スリルを通り越したまさに絶叫アクティビティ。
こんな体験、都内では絶対に味わうことができない。まさに自然の脅威を全身で感じ、スリルから安堵、そして感動へと、感情の起伏はサウナばりの温冷交代浴。
カヌチャリゾートに来たら絶対におすすめ!

これがカヌチャリゾートのサウナイベント「アッチッチゾーン」

パラセールが終わると、いよいよ本題。おまちかねのサウナへ。
2022年度は、22年11月1日から23年5月7日まで、カヌチャリゾートのビーチサイドプールにてテントサウナが複数基設置され、サウナとプールを使ったクールダウンを楽しむことができる。

テントサウナはおなじみ、フィンランド産の「SAVOTTA」

熱源は薪なので、まずは薪をしっかり割って、

自分で割った薪でサウナへ。
そしてセルフロウリュ。アロマは事前に選べるので、人気の「ヴィヒタ」の香を使用。

テントサウナから出ると、ビーチサイドプールでクールダウン。
プールが大きいのでとてもスケールの大きい冷水浴になった。

そしてプールサイドで外気浴。
かたわらにはやっぱりオロポ。
なんかこれぞリゾート!って絵柄。

あとは時間の許す限りひたすらにサウナ→プール→外気浴。
疲れたらプールサイドでオロポで休憩。
沖縄の開放的な雰囲気の中、ただひたすらにだらだら過ごす。まさにリゾートステイサウナ

カヌチャリゾートの満足度のひみつ

サウナも終えて、心地よい疲労感と空腹感。
そしてここは沖縄!ということで、さっそくカヌチャリゾート内郷土料理店「くすくす」にて沖縄料理を堪能。ラフティー、ゴーヤチャンプル、海ぶどう。
そしてビールは、やはりオリオンビール。

たらふく食べたら夜のお散歩。
カヌチャリゾートはとても広いので、移動は主にカートにて。

敷地内がライトアップ(2022/11/1~2023/2/14までの期間限定、スターダストファンタジアというイベント)されているので、ナイトハイクがとても楽しい。

少し夜のカヌチャを散策すると、アミューズメントラウンジ「LUPiNUS(ルピナス)」を発見。
ラウンジ内でシミュレーションゴルフやビリヤード、バーなど楽しむことができる。

サウナーけたは根が子どもなので、さっそく夜のリゾートアミューズメントを堪能。

ゴルフして、

最新型VRゲームで遊んで、

ラウンジの閉店まで飲むという暴挙!
遊び疲れたのでラウンジ内の「森中秘密基地エリア」で休憩

パラセール→サウナ→沖縄料理→ビール→ナイトハイク→アミューズメント、とやりたい放題楽しんで、部屋に戻るとサウナの快眠効果も相まって爆睡。
翌朝は和食レストラン「神着(カヌチャ)」で朝食をすませ

チェックアウトまでこちらの電動キックボード「Papit」で、

カヌチャリゾート内をおさんぽ。
清々しくて気持ちいい。

と、そんな遊びづくしの2日間だった。
そして、カヌチャリゾートを後にし、那覇の市街地まで向かう道中、このアッチッチゾーンで開催されているサウナイベントの満足度の高さのひみつがわかった。

全国津々浦々、さまざまなところで行われているサウナイベント。
カヌチャリゾートのアッチッチゾーンで開催されているテントサウナイベントも、そこだけ切り取ればいたって普通のイベントだが…。
サウナだけではない、沖縄ならではのアクティビティ、レジャー、食、そして雰囲気が、凝縮されているのだ。
この沖縄ならではの世界観がサウナをより楽しいものにし、そしてサウナがさまざまなコンテンツをより楽しいものにしている。
サウナがあるから沖縄料理が美味しくて。
サウナがあるからアクティビティを楽しく感じる。
サウナがあるから夜ちょっとやんちゃに遊びたくて。
サウナがあるからぐっすり眠れて翌朝も遊べる。
「サウナ×リゾート滞在」このシナジーが、カヌチャリゾートの満足度のひみつだとわかった。

カヌチャリゾートのビーチサイドプールにて、23年5月7日まで開催されているサウナイベント「アッチッチゾーン」
ぜひみなさんも堪能してみてください!
と、いうことで、サウナーけたはもう一泊しちゃおうか、ぎりぎりまで悩んだ末、なんとか帰路につきました……。

サウナのサブスクリプションサイト「サウナタイムパス」