スカイスパYOKOHAMAの新しい可能性「サウナシアター」

多くのサウナ好きを魅了する超有名サウナ施設「スカイスパYOKOHAMA」
このスカイスパに、11月下旬にとてつもないサウナ室がグランドオープンした。その名も「サウナシアター」
今回はこのサウナシアターの特徴やこだわり、そして楽しみ方までを徹底解剖。記事末にあるスカイスパの金社長インタビューは必見!

スカイスパYOKOHAMAとは

関東圏はおろか、全国的にも有名な超名店「 スカイスパYOKOHAMA 」。
まずはこちらの施設の基本情報を紹介。
スカイスパYOKOHAMAは神奈川県横浜市にある温浴施設。JR横浜駅東口から徒歩3分のところにある高層商業ビル「スカイビル」の14階にフロントがあり、施設名のとおり日本のサウナ施設の中でも屈指の眺望を誇る高層施設となる。
浴室は炭酸泉やジャグジーなど非常に充実しており、

スカイスパの代名詞ともいえる、横浜の街を一望できるサウナ室は圧巻。

さらに、今となっては様々な施設で見かける、サウナ施設にコワーキングスペースを併設するスタイルの先駆け的存在でもあり、2018年に「 KOO WORK 」というワーキングスペースもオープンした。

そんなサウナ界の最先端をひた走るスカイスパが、今度はとんでもないサウナ室をオープンした。

これが日本最大規模のサウナ室!

2021年11月、スカイスパが満を持してオープンさせたサウナは「サウナシアター」と名付けられた大型サウナ室。
14階のフロントから一つ上のフロア、15階に鎮座しており、入り口の前では素敵な木版がお出迎えしてくれる。

さっそく中に入ってみたが、まず驚いたのはその広さ。
サウナシアターは館内着で男女共有で入ることができるサウナ。収容人数はMAXでなんと70名ほど。
この広さは日本最大規模で、少なからず筆者が見てきたサウナ室では、国内、国外含めて一番広い。

のちほどたくさんのみどころを紹介するが、サウナシアター最大のポイントは熱源となるサウナストーブの大きさ。
ikiストーブ という ロウリュ に最適なサウナストーブを3台分繋げた大型ストーブ。
一般的なikiストーブは約200kgほどのサウナストーンを使いサウナ室を温めているが、サウナシアターはなんと600kgを超えるサウナストーンを使っている。ストーブの見た目はまるで採石場のよう。
なのでこれだけサウナ室を広くしても、隅々まで熱さがいきわたる。

このストーブは日本で販売されておらず海外規格となるため、海外から直接仕入れ、いったん日本規格に改造し設置した。
このようなことができるのも、海外輸入のノウハウがあるスカイスパならでは。

まだまだまある。サウナシアターと15階フロアのみどころ。

国内最大規模のサウナシアター。サウナ室の広さとストーブのパワーが大きな特徴だが、まだまだみどころはたくさんある。
まずはサウナ室のベンチ。このベンチには「アバチ」という高級木材を使っている。アバチは熱の伝導率が低く、座っていてもお尻が過度に熱くならない。それゆえ、このサウナシアターだからこそできることがあるのだが、全景写真を改めて見てみて、このサウナ室にあるものが置かれているのがおわかりいただけるだろうか……。

そう、このサウナ室には木の枕が置かれている。
サウナシアターは日本のサウナ室ではとても珍しい「寝そべることが許されているサウナ」なのだ。
ここで寝そべりながら背中やお腹をじんわり温めるのがとても気持ちいい……。

音響、照明にもこだわっており、普段はサウナ室に流れるヒーリングミュージックを聴きながらゆったり過ごし、アウフグースショーなどをするときは音と照明と風の演出で盛り上がる。

このサウナシアターのポテンシャルが最大限引き出される時。それはなんといっても アウフグース のときだろう。
600kgのサウナストーンにアロマ水をかけると、一気にアロマ水は蒸発し、タオルであおぐと熱風がサウナ室を縦横無尽に駆け回る。
スカイスパ所属で アウフグースプロフェッショナルチーム のアウフギーサー、 永井テツヤ さんに風を送ってもらったが、ストーブのパワーが強いので、サウナ室が広くてもしっかり熱い風が届く。

この広さだと、アウフギーサーもパフォーマンスを最大限披露することができ、また非常に珍しい5人がかりの複数アウフギーサーによる演目なども行うことができる。
サウナシアターの広さは、ヨーロッパなどで行われるアウフグース世界大会規模の広さ。今後はこのサウナシアターがアウフギーサーの夢の舞台になりそう。(筆者の サウナーけた もタオルを振ってみました)

サウナシアターで汗をかいたらとなりの部屋のクールダウンルームで休憩。

このクールダウンルーム、よく見ると壁が岩塩でできている。
岩塩には除菌効果や空気清浄効果が期待でき、ここで休憩していると、天然素材に囲まれている安心感や清涼感を堪能できる。

休憩が終わると、同フロアのフリースペースへ。
サウナシアターを中心とした、ゆっくりとした時間の使い方ができるのもスカイスパの楽しみ方。
サウナシアターは男女一緒に入れるので、友人、恋人、夫婦で来るのも楽しそう。

スカイスパの金社長に直撃インタビュー

日本のサウナ界、とりわけ日本のアウフグース界に大きな影響を与えるサウナシアターだが、このサウナ室をつくることはとても大変だったはず。
そこで、スカイスパを運営する国際企業株式会社の金社長に、サウナシアター誕生に至る話を伺った。
社長のご希望により、お写真は社長本人ではなく、スカイスパのマスコットキャラクター「サウレちゃん」に登場していただいた。

けた「金社長、どうぞよろしくお願いします」

- 金社長 「はい。よろしくお願いします」

けた「サウナシアター、とても感動しました。このサウナ室を作ろうと思ったきかっけを教えてください。」

- 金社長 「スカイスパのアウフギーサーたちがもう少し広い場所でアウフグースを出来ないか、という思いで計画は立てていましたが、アウフグース協会に加盟し、一定の条件(広さや、保温性など)を満たせば日本での開催が可能かもしれないと思ったので、プランを実行しました。目に見えるものがあれば実現しやすくなります。
そしてもう一つ大事な理由があります。昨今はありがたいことにスカイスパに多くのお客様が来てくださり、とりわけ男性サウナ室は混雑する傾向にあります。その混雑を緩和するためにももう一つ、大きいサウナが必要だと思いました」

けた「なるほど……。最初のきっかけはアウフグースをしっかりと行うためのサウナ室をつくる、ということだったんですね。」

- 金社長 「はい。サウナシアターはより多くのアウフギーサーの方々に利用して頂きたい思っています。パフォーマンスの幅が広がるでしょうし、お客様も今以上のアウフグースを楽しめると思います。
またそうなれるよう、ただいま環境づくりに努めております」

けた「金社長からみられた、日本のアウフグースと世界のアウフグースの違いをぜひ、教えて下さい。」

- 金社長 「日本ではロウリュ+タオルで仰ぎ風を送るスタイルがメインですが、欧州では音楽や映像などを用い、衣裳なども華やかで、よりエンターテインメント性が高いです。
大会について言えばアウフグースマスター自らテーマを決めてストーリーを展開します。また最適な香りや、温度・湿度環境を保てるよう努め、定められた評価基準に沿ってパフォーマンスを行います。
フィギュアスケートに似た採点方法ではないかと感じました」

けた「まさに世界のアウフギーサーたちと渡り合っていくには、サウナシアターは最適な環境になりますね。
ただこれだけの広さ……。つくるのに本当に大変だったと思います。
今回のサウナ室を設計した際に、苦労したところ、こだわったところ、見どころなどあれば教えてください」

- 金社長 「既存のビルの中なのでの改装は制約があり大変でした。一番のこだわりは70平米を充分に熱くするストーブです。大量のアロマウォーターやキューゲルを投入しても耐えうるよう約30kwのIKIストーブを3台繋げてデザインにもこだわりました。
アウフグースだけにフォーカスされがちですが、サウナ室で寝れるよう多くのベンチ幅は80cmに設定しております」

けた「これからこのサウナシアターが、アウフギーサーたちの夢の舞台になるかと思います。
そこでぜひ金社長より、日本で活躍するアウフギーサーの方達に一言お願いします!」

- 金社長 「よくアウフグースをどこで習えるのかと聞かれる機会がありますが、残念ながら国内では正式に学べる機会が少ないので、アウフグースマスターのフェイスブックや動画などを参考にされたら良いかと思います。
最近日本のアウフギーサー人口も増えてそれに伴い技術やパフォーマンススキルも急速に上がっていると同時に独自性も見られます。将来的には本場ヨーロッパで日本人アウフギーサーが日本のカルチャーやストーリーで優勝する日が来るのではないかと本気で思ってます」

昨今、急激に注目を集めるようになったアウフグース。世界に打って出る日本のアウフギーサーのためにも、金社長が最高の舞台を用意してくれた。

そして、アウフグースのみならず、男女が一緒にゆったり同じ時間を過ごすことができるのも非常に稀有なサウナの過ごし方。
1人できても、男女できても、そしてアウフグースを受けに来ても、常に最高のサウナタイムを与えてくれる。
サウナシアターはそんな夢のようなサウナ室だった。