新規オープン!! 東京都「サウナラボ神田」

多くのサウナ好きを魅了してやまない名店「 サウナラボ
名古屋店、福岡店に続き、3店目となるサウナラボが東京都は神田錦町にある文化複合施設「 神田ポートビル 」内にオープンする。
名古屋や福岡のサウナラボは、フィンランドのサウナライフをそのまま再現した独自の世界観があり人気を博しているが、サウナラボ神田にはいったいどんな世界観が待ち受けているのか。
オープン前の内覧会にお邪魔し、取材した。

みどころ豊富な神田ポートビル

本の街として知られている東京都神保町駅。そこから徒歩3分のところに、4月26日にオープンしたばかりの文化複合施設「神田ポートビル」がある。
1階には写真とデザインの会社「 ゆかい 」のオフィスや「神田ポート」というカフェ、ショップ、ギャラリーが併設されたパブリックスペースがあり、2階と3階は「 ほぼ日の學校 」の教室スタジオ、4階から6階には老舗印刷会社「 精興社 」が入居している。
このビルの地下1階に「 サウナラボ神田 」がある。

ビルに入るとショップ、ギャラリーがあり、

「キッチンサウナ」というカフェもある

地下1階に続く階段を降りると深閑な雰囲気の「フォレストライブラリ」がお出迎え

レアなサウナアイテムがずらりと並ぶショップ「サウナマーケット」もある。
サウナに入る前からすでにみどころがもりだくさん。

女性ゾーンをご案内

さっそくサウナラボ神田の浴室を見てみよう。
サウナラボ神田の浴室は女性ゾーン、男性ゾーンと分かれており、まずは女性ゾーンからご案内。
脱衣所の雰囲気からして北欧スタイル……。

シャワーブースも落ち着いたトーン。

最初に目にしたサウナは「フォレストサウナ」
サウナ室内は明るく落ち着いた雰囲気で、セルフロウリュはもちろん、なんとベンチの1段目が2段目の下に収納できて、ウィスキングをすることができる。

サウナからあがると驚くことに内気浴専用のゾーンがあった。
屋内とは思えないほど静かな空間でゆっくりととのう。

そして女性ゾーン最大のみどころは「IKEサウナ」
暗く静かなサウナ室はなんと畳張り。その畳を囲うかのように池がある前代未聞な造りとなっている。

この「IKEサウナ」ではセルフロウリュできるストーブが2基、メインとなるストーブが1基と、合わせて3基のストーブが稼働しているので、サウナ室はしっかり熱い。
池の水を眺めながら入るサウナは特別な時間……。

そして、サウナラボの代名詞ともいえるクールダウン法。マイナス25℃のアイスサウナ。フィンランドのラップランド地方のサウナは、外気が氷点下になることが珍しくないため、水風呂などに浸からず外気浴で体を冷ます。そんなラップランドのサウナ浴を東京都は神田錦町で味わえるとは……。

男性ゾーンをご案内

続いて男性ゾーン。
こちらもシンプルながらも機能美を追求した北欧デザインな脱衣所。

男性側のフォレストサウナも女性ゾーン同様ウィスキングができる。

おひとりさまでゆっくり入るサウナ「からふろ」
壁の配色がなんともいえない落ち着きを演出してくれる。

そして男性ゾーン最大のみどころは「OKEサウナ」
なぜOKEという名なのかは、サウナ室の前にくればわかる……。

この「OKEサウナ」に入ったら必ずやってほしいことがある。
それは最上段に座って、壁と天井の境目をじっと見つめること。
平衡感覚がゆっくりズレていく絶妙な感じを味わえる。これはやってみないとわからないOKEサウナ独自の不思議な世界。

そしてクールダウンはおなじみマイナス25℃のアイスサウナ。
ラップランドの凍つく外気を感じよう。

女性、男性と2つのゾーンを紹介したが、毎週水曜日に男女入れ替えとなる。IKEとOKE、内気浴とからふろ、どちらも味わう機会があるから嬉しい。
なお、サウナラボ全てのサウナは、上段のベンチに座って頭から天井までの距離が約10㎝とかなり近い。
天井高が低いので、立ち上がる蒸気、熱をしっかり感じることができる。

東京のど真ん中とは思えない世界観を楽しませてくれるサウナラボ神田。
完全予約制なのも今の時代にぴったりあった取り組みで安心できる。
東京にいることを忘れさせてくれるようなこの不思議な空間を、ぜひ味わいに来てみてほしい。

サウナのサブスクリプションサイト「サウナタイムパス」