【PR】徹底検証 サウナめしの美味しさの秘密!?
サウナの後の食事はとても美味しい。生姜焼き定食、ハムカツ、豚キムチなどのボリューミーなものから、アイスクリームやかき氷などの甘くて冷たいものまでとにかく美味しい。 普段食べているものと変わらないメニューなのに、なぜサウナの後の食事は美味しいのか。この疑問に応えるべく、科学的な根拠を追求し、サウナタイムとしての考察をまとめてみた。
味覚の基本は「五基本味」
- 早戸氏 「人間が感じる味は、5つの味に分けられます。甘味、塩味、旨味、苦味、酸味。これを「五基本味」といいます。これらの複雑な組み合わせにより味は構成されています」
- 早戸氏 「食べることは栄養を摂取するために必要な生命維持活動となりますが、この生命維持活動と味覚は密接な関係があります」
命を守るために必要な「味覚」
- 早戸氏 「食べ物を口に入れる時、人間は比較的に、「甘味」「塩味」「旨味」を美味しいと感じます。その理由は、甘味を感じる糖分はエネルギー源として必須、塩味を感じる塩分は電解質バランスを保つのに必須、旨味はグルタミン酸などのアミノ酸を摂取したときに感じる味で、これもタンパク質の構成成分なので必須。つまり、生きるために必要な栄養は、摂取しやすくするために美味しく感じるのです。 逆に、毒や腐敗物は食べてはいけません。なので、毒の苦さや腐敗物の酸っぱさは、苦味や酸味として食べさせないようにするためのシグナルになります。苦いものや酸っぱいものは幼少期より嫌われる味であるのはその為です」
- 早戸氏 「なので、味は生命を守るために必要なんです。生きるための成分は美味しく感じ、害のあるものは不味く感じる。生命を守るために味が存在し、味を感じることによって人間は生き延びてきました」
サウナの後の食事はなぜ美味しい?
熱いサウナに長時間入り続けると、脱水症状になるため交感神経のスイッチが入る(サウナ・スパ健康アドバイザーテキストより)。水風呂も同じく、長時間入り続けると低体温症になるため交感神経のスイッチが入り、体は緊張状態となる。
つまり、サウナに長時間入り続けることは、生命維持活動とあるいは逆の行為といえるだろう。体が生命の危機を感じてしまうと、生命維持に必要な栄養を極端に欲してしまう。その生命維持に必要な栄養とは、前述した糖分や塩分になる。なので、サウナの後の甘いものやしょっぱいものは美味しく感じるのかもしれない。
- 早戸氏 「なるべく食事で糖質を摂らない「低糖質ダイエット」というものがありますが、これを続けていると人間の味覚は甘味への検知能力が上がります。その理由は、糖質は生きていく上で必須なので、これを摂らずにいると体が味覚を向上させて糖分を得ようとするからです。これと同じ理屈で、サウナの後、体が生命維持に必要な栄養を得るために、味覚を向上させているのかもしれませんね」
サウナの後に食べたくなるのはアイスクリーム。その中でもとくにオススメなのは!?
① 味の基本は甘味、塩味、旨味、苦味、酸味の五つ。
② 糖分や塩分やタンパク質は生きる上で必須なので甘味、塩味、旨味は美味しく感じ、毒や腐敗物のシグナルとして苦味や酸味は単体では美味しく感じない。生命維持活動と味覚は直結している。
③ サウナ後は、体が生きるための栄養を欲しているので、甘味や塩味、旨味の味覚を向上させる。なのでサウナの後の食事は美味しく感じる。
諸説あるが、これがサウナの後の食事が美味しい理由のひとつと考えられる。 さらに、サウナの後は糖分や塩分に加え、火照った体を冷却することも求められる。なので、甘くて(もしくはしょっぱくて)冷たいものがとても美味しい。サウナの後のアイスクリームがやたら美味しく感じるのは理屈上当然なのかもしれない。
ここまで、サウナめしの美味しさの秘密を管理栄養学的に追求してきたが、それらを踏まえてサウナタイム的おすすめサウナめしを紹介しよう。サウナの後の「糖分」+「冷却」、これがもっとも効率的に行える食べ物がまさに理想のサウナめしで、その代表格がアイスクリームといえる。
では、アイスクリームのなかでも特にどんなアイスクリームがいいといえるのか。ここで注目したのは「冷却」。内部までしっかり火照った体を、きっちり「冷却」するには、やはり体の内部から冷やしたい。そこでオススメしたいのは、飲むアイス「クーリッシュ」。「クーリッシュ」は直接顔や額にあててから飲むと、体の外部と内部の冷却ができるすぐれもの。サウナで体の内部から火照った体を美味しくクールダウンするには最適なサウナめしではないだろうか。ぜひ試してみて欲しい。