サウナ東京総選挙 結果発表!
2023年に入り、関東を中心に多くの新サウナ施設がグランドオープンしたが、ひときわ注目を集めたのが、東京都港区赤坂にある「サウナ東京」だ。
東京の一等地、赤坂の赤坂みすじ通りにあるサウナ東京のみどころは、なんといっても全く趣きの違う5つの個性的なサウナ室があること。
そこで、SNSを中心に、サウナ東京のサウナ室人気投票を「サウナ東京総選挙」と題して行った。
本記事では、その結果発表、ならびにサウナ東京の魅力に注目していく。
サウナ東京とは
サウナ東京総選挙の結果発表の前に、まずはサウナ東京を簡単に紹介。
サウナ東京は、2023年4月にオープンした、東京都港区赤坂、赤坂駅から徒歩1分のところにあるサウナ施設。
基本は男性専用施設となっているが、たびたびレディースデイも開かれている。
「ととのん」というマスコットキャラクターでおなじみ、施設がオープンするまでは、
【サウナアニメ】ととのん
がyoutube配信されており、多くの注目を集めた。
随所にわたるこだわりが非常に強く、趣きの異なる5つのサウナ「蒸喜乱舞」「手酌蒸気」「瞑想」「戸棚蒸風呂」「昭和遠赤」があり、温度の異なる3つの水風呂、さらには外気をふんだんに取り入れた休憩スペースまで揃っている、まさにサウナー垂涎の施設だ。
オープンしてからかなりの人気施設となっているが、常に細かい施設改修を行っており、施設のオーナーである「きーさん」と「赤沼さん」のサウナへの愛とこだわりがとても伝わってくる。
サウナ東京総選挙結果発表!
さて、いよいよ本題!
5月からSNSを中心に行われた「サウナ東京総選挙」
自分の推しサウナ施設を、SNSでコメント付きで投票する企画だが、全ての票が集計されたので、投票のコメントと一緒に発表しよう。
第5位 蒸喜乱舞
-40人以上入れるサ室には6基のスピーカーとウーファー内蔵!多彩な色に輝く間接照明とズンズン響くBGMの中で受けるアウフグースは最早フェスの如し!
ロウリュもパワフルでアチアチ!最高です-
第4位 昭和遠赤
-この時代にあえてのカラカラ系‥
忘れていた日本サウナを感じさせてくれるサウナ東京さんの粋。
日本のサウナ大好きです!-
-まず、あの巨大遠赤ストーブが近すぎる!そして、ストーブ正面は当然熱い!湿度が高いサウナもいいけど、肌に直接ストーブの熱が当たって焼かれる感じが良い。まさに昭和ストロングを体現できているサウナ室!-
第3位 瞑想
-薄暗さ、湿度、音、全てが最高!
没入感がエグい。
特に一番奥の席は背もたれが深くてずっといれそう。
熱すぎずぬるすぎず、まさに瞑想する場所。たまらん。-
-瞑想が1番お気に入りです。
ソロサウナは味気なくて好きでないのですが、没入感に浸れるソロに近いサウナがあるのは本当にありがたいです。-
-部屋の中は暗くて、入れる人数も少なく静かに過ごせて、無心になれる最高のサウナ!!
そして何より気に入ったのは、サウナの中で水を浴びれるところ。
蒸されていてるときに浴びる水は、
究極極上!!-
第2位 戸棚蒸風呂
-ウェルビー福岡さんの「からふろ」的な古来の蒸風呂モチーフのお風呂を再現しようという発想がとても好きなんですよね-
-蒸気の量が桁違い。
もう、ほぼ雲。雨が降ったり降らなかったり。
扉を開けた瞬間の蒸気に恐れをなして諦める方も多いのですが…
ちょこっとしゃがんで入るのがコツですよって耳打ちしております。
稀に霧の中に直立している猛者も笑-
-やっぱり理屈どうこう差し置いて体を芯からあっためる事の真骨頂は熱湯なんですよ!(迫真)
そこにアッツアツのスチームサウナが合わさるなんて控えめに言っても最高!
また行くぞ!!-
第1位 手酌蒸気
-壁面から座面までふんだんに敷き詰められたケロの上品な甘い香りが漂う贅沢な空間。
ロウリュ水ならぬロウリュ湯が一瞬に蒸発し一気に室内を熱さが包みこむが、換気システムが完璧で息苦しさが全くない、完璧なサウナ。-
-これだけループして入っても良いぐらい
ケロ材の甘い香りに包まれて幸福感高い
朝サウナで入って下段でゆっくり入りたいです-
-ケロ材の香りがめちゃくちゃ落ち着く香りでした
つい3時間のうちに何回も入っちゃいました!!
また、今月都内に行く予定があるのでまたリピートします-
まだまだ止まらない、サウナ東京の進化
サウナ東京総選挙の結果は、手酌蒸気が1位を獲得。だが、けっこう票が割れ、サウナーのみなさまの好みによって、本当に推しが分かれるものなんだなと感じた。(ちなみに筆者は個人的に昭和遠赤が好み)
多くのサウナーに愛されてやまないサウナ東京だが、サウナ室や水風呂の細かな温度調整、アウフグース予定表の導入やととのいエリアの環境整備など、オープンして1ヶ月ほどで目まぐるしく改修を行っている。
そしてオープンして2ヶ月経たずで、なんとさらに地下の飲食エリアがグランドオープン、さらには各サウナ室の天井高を熱効率を上げるために調整し、シャワーブース改修などの大型改修を、10日間営業を停止し行った。
なにより楽しみなのは飲食エリア。メニューは随時アップデートされていくが、ラーメン、チャーハン、唐揚げなど、本当にどこのサウナ施設でもあるメニューを出してくれるのだ。これがなによりありがたい!
しかし、、、そこはサウナ東京、、料理ひとつ、内装ひとつにしても猛烈なこだわりがある。
ぜひ生まれ変わった(といっても生まれたばかりだが)のサウナ東京に足を運んで、食事も存分に楽しんでほしい。
サウナ東京の生みの親、きーさん&赤沼さん
オープンしてすぐに大型改装をするなど、その進化と話題が止まないサウナ東京。
サウナ東京の生みの親である、おなじみ「
きーさん
」と「
赤沼さん
」。
ふたりは最初は食を通して出会い、意気投合し、日本中の食とサウナを探訪し、そして「こうだったらもっと良いものができる」という理想のサウナを凝縮して、サウナ東京をつくったとのこと。
サウナ東京に行ってみて気づいたサウナーは多いと思うのだが、サウナ室名は全て日本語。休憩スペースの畳。日本古来の蒸し風呂法である「戸棚蒸風呂」など、我々が身近にしている「日本のサウナ」が多く存在している。きーさんに伺ってみると、
きーさん「日本のサウナの文化を、東京赤坂から世界に発信したい。海外の方がサウナ東京に来て、日本のサウナってこうなんだよ、というものを体験できる場を作りたかった」
と、MADE IN JAPANの誇りを感じた。
そんな5つのサウナ室だが、今回地下の飲食エリア改装と合わせて、たった2ヶ月でサウナ室も一部改装する。
食とサウナの知見と経験が豊富な赤沼さんに話を聞いてみた。
赤沼さん「オープンして2ヶ月ですが、10日間お休みをいただいて色々な箇所を修正いたしました。
熱効率をもっと良くするためにサウナ室の天井を下げたり、お客様の頭がぶつかりそうな箇所を改修したり、お風呂をもっと清潔に楽しんでいただけるように工夫をしたり。
実際はやってみないとわからないことというのは色々ありますね笑」
経験豊富な赤沼さんも、もちろんサウナ東京がオープンしてからいろんなサウナ施設に行っている。だからこそ、経験値は更新され、それがサウナ東京にもいかされるのだ。
きーさんと赤沼さん。ふたりの豊富な経験と知識と、サウナへの愛とこだわりが凝縮したサウナ東京。
日進月歩で成長するこの施設から目が離せない。ぜひ、サウナ東京に行った際は、推しサウナ室と推しメニューを見つけてほしい。