日本にいながらフィンランドのサウナにいるような体験ができる随一の施設。サウナ室、水風呂、休憩スペース、全てに究極のこだわりがあり究極のととのいを味わうことができます。製作者・サウナ担当の野田クラクションベベーさんは偉大。The Saunaを管理するゲストハウスのご飯もサウナ飯として最適。特に信州産の極厚トマトとトロトロのチーズがふんだんに使用されたマルゲリータは、本格イタリア料理店顔負けのおいしさ。この施設に行きサウナを体験するためだけに長野へ行っても損は決してしないはず。
まず薪ストーブが生む熱の、身体を包み込むような優しい暖かさに驚かされます。約80度と説明を受けましたが、身体の芯まで熱が伝わり体感はそれ以上。セルフロウリュ可能なひしゃくはもちろん、ヴィヒタも室内にありウィスキングが可能。幸い、その日にとれたフレッシュヴィヒタがありました。二本のヴィヒタで身体を叩くという贅沢な体験、また叩かれると白樺の香りが充満する極上の気持ち良さ。周りの音は、薪のパチパチ鳴る音、外で流れる水の音、ロウリュで発生する蒸気の音、ヴィヒタでパシパシ叩かれる音のみ。本当に北欧にいるかのような錯覚を覚えてしまいます。全てが気持ちよくて言葉に尽くせません。
サウナ小屋の裏側、短い階段をおりたところにあるアルプス伏流水かけ流しの樽型水風呂。その水質はしきじにも比肩するのではないかと思うほど柔らかく、まろやか。真夏でもしっかり冷たい天然水はまるで砂漠の中のオアシス。夜は見上げると星空が広がっていて、この時間がいつまでも続けばいいのにとつい感じてしまいます。もう一つの水風呂は野尻湖へのダイブ。夜の場合、暗闇の川面にさながら入水していくような、他に無いな体験をすることができます。
一般料金(ワンドリンク付) | ¥1,500 |
貸切料金(ワンドリンク付): 平日 2時間 | ¥8,000 |
貸切料金(ワンドリンク付): 休日 2時間 | ¥10,000 |
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