ショッピングモールの敷地内という立地と多彩な設備でおそらく鈴鹿市で一番人気の入浴施設。渋滞を避けて電車で来訪したが、なかなか着けない。旭化成の工場を過ぎればすぐイオンモールなのだが、むしろそこからが長い。駐車場をショートカットしようとせず素直に県道の歩道を歩いた方が早かった。まだ開業から11年しか経ってないため館内はピカピカ。最初に漢方蒸気風炉に入ると初訪の施設なのになぜか既視感。どこかで同じサウナに入ったことがあると記憶を辿ると昨年8月に行った長崎市のふくの湯だった。九州北部を中心に営業するふくの湯とは経営的なつながりはないと思うが、設計した業者が共通なのだろう。もう細かい記憶は薄れて...
サウナ専用施設でも少ない二重扉のため扉の開閉が頻繁でも温度低下しにくい。5段のひな壇は最上段以外は奥行きも長く、下段の人が胡座座りしても上段の人が足を置けるスペースが残る。フカフカで踏み心地も座り心地も良いマットが嬉しい。天井が平らなため、上段に行くほど相対的に天井が低くなり、しっかり熱を感じられる。下段でテレビかぶり付きも良し、上段でしっかり熱に包まれるも良し、その中間で自分好みの熱さを見つけるも良しと熱さの好みへの対応範囲の広さはスタジアム型サウナの利点。オートロウリュではしっかり体感温度の上昇も感じられるが、作動頻度はあまり高くないのでいいタイミングで作動してくれればラッキーくらい...
通称ととのい椅子が左右に5脚ずつ。樹脂製の椅子は退室時に座っていた場所を洗い流す時に塩が残りにくく、隣の人に水がかかることがないので洗いやすい。従業員がまめに塩の補充を行っているので常に在庫はたっぷり。そのためか必要以上に大量の塩を使う人が目立つ。塩が溶けるとその上に塩を重ね塗りする人や繰り返し入ってその度に大量の塩を塗る人も。サウナの入り方は基本的に自己流でOKだけど塩サウナだけはセオリーを守った方がいいと思う。
長崎市のふくの湯で気に入ったものと同じサウナに三重県で入れるとは…。他2つのサウナにはテレビがあるけれどここだけはテレビはなし。スチームには数種類の薬草の成分が含まれている。足湯と同じようにふくらはぎから下を湯に浸して入るため室温は低くても全身がポカポカしてきて汗がみるみる噴き出してくる。体を温める効果の薬草の効果もあるのかもしれない。静かな室内と薬草の香りでリラックスできるからか、座りながらうとうとしている人も。
ナノ水使用とのことだけど、ちょっと肌触りが良く感じるくらいで本当に良い水質の水と比べてしまうと感触や透明度はもう一歩。しかし、どこを掘っても名水が湧き出る恵まれた土地ではなく、おそらく水道水だと考えれば十分高水準。熱気風炉→掛け湯→水風呂の動線は良好だが、漢方蒸気風炉からはやや遠く、熱塩風炉からは遠い。水温は17℃台半ば。10人くらい入れる広い水風呂だけど3つのサウナの入浴者が集中するため、タイミングが悪いとかなり混雑する。
大人平日一般 | ¥700 |
大人土日祝一般 | ¥800 |
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