サウナはなんと100円!黄色い大きなバスタオルが借りられます。2段6名は入れますが、上段に3名がベスト。というのも、サウナ室上段 の背もたれに掛かっているタオルを次の人のために「ピーンとタープ状にしてから出る」のがローカルルールだから。おかげで入るたびに背もたれタオルはカラッとしている。いやローカルなのは自分のほうで、これぞグローバルルールであるべきではなかろうか。思いやる日本の文化、様式美!
スタンダードな二段式遠赤外線サウナ。サウナマットあり。温度は80℃後半で最初の数分は物足りなさを感じるが、5分もすれば汗ビッショリ。テレビは1台、収容人数は12名ほどで地元のご常連と思しき紳士たちで割と満席状態なので、憧れのストレスフリーを望むのであれば隣の備長炭温泉蒸し風呂(ミストサウナ)をおススメしたい。
入室した瞬間に包まれるミストの嵐。一瞬、前方の視界が全く無いほどだ。ようやく目が慣れたところで腰掛けるのは切り株のような椅子。遠赤外線式サウナと比べて人は少ない。ていうか無人か、1人。収容人数は5~6名ほどの狭さだが、紳士たちにはあまり人気がないようなので大体貸し切り状態で入れる。テレビ、BGM、時計も無く、時間や社会にとらわれず幸福な時間を過ごせる。備長炭が壁に張り巡らされ、室内は木と炭のイイ香りが充満し、天井から絶え間なく降り注がれる粒子の細かい温泉水ミストがなんとも心地よい。湯らっくすみたいに塩は置いてないが、無問題。喧騒から離れ、目を瞑ってミストを浴び、静かに時を刻む幸せがここにある。
ストーブは遠赤とストーンのツイン態勢で発汗良好。小さめなのにロウリュをすると大量の蒸気が発生する魔法のストーンストーブは必見です!なお、アウフグースは12〜25毎正時の計14回。
夜のサウナ室内は漆黒の闇。発汗とともに目が徐々に慣れてきてストーブを指す一筋の光に心が落ち着きます。室内は中温中湿、ジョウロ型ラドルでセルフロウリュすれば低い天井で蒸気がすぐ廻り発汗優良!
いわゆる塩スチームサウナ。温度は低めで発汗はボチボチ。遭遇しなかったので有無は不明ですがモクモク蒸気のフィーバータイムがあるとメリハリが効いていいですね。