玄関口である山上館からケーブルカーで移動して本館3階に到着。このケーブルカーからの眺めが素晴らしい。ラドンの泉の専用ラウンジでも同じ眺めを堪能できるが、何と言っても自助の湯の露天エリアでの外気浴が極上。周囲は深い森、山の麓を新名神が横切り遠くには四日市の市街地と伊勢湾。夜には夜景も。標高が高く気温が低いため、暑くない時期なら水風呂がなくても外気浴でクールダウンできる。そんな素晴らしい外気浴環境がありながら露天エリアはほぼ浴槽で占められていて椅子を設置できる余地が残されていないのが残念。湯の山温泉には絶景を謳う露天風呂を備えた宿泊施設が多くあるがサウナがある施設は少なく、本施設も水風呂がないことと狭い場所で半ば強引に行う外気浴などサウナに力を入れた施設とは言い難い。サウナの後の外気浴が広まったのは最近のことなので仕方ないが…。わがままであることはわかっているけれど、露天風呂を今の3分の2くらいにして外気浴の場所ができればと思ってしまう。