年季の入った飴色具合とにおい。薄暗くて静か。カラッとしているぶん個人的には灼熱希望だが、テレビを観ながら下段でまったり汗を流す客が多い。
アウフグースは今年23年目。音、香り、風、熱、技。見とれてしまうほどに美しく、すべての熱波師のお手本であり憧れ。熱さだけがサウナではないと気づかされる。終わる頃には汗だくの爽快感。
サウナ室は15人ほど入れるスペースがあり、中にTVが設置されています。また真横に水風呂完備で温冷浴にピッタリ!
意外にもウェルビーの中では狭い方のサウナ。狭いだけにロウリュは熱気の密度が高く、熱い。従業員がまめにクーラーボックスの氷を補充していて、溶けてない大きい氷がいつも使えるのが嬉しい。
室内にあるぬるめの水風呂は潜らないとのぼせる。時折水で冷やしながらスチームで蒸されるのは他では味わえない気持ちよさ。
夜ともなると真っ暗。暗すぎてロウリュする位置もよく見えなくなるほど。外から聞こえるちょろちょろという水の音がトランスへと導く。
(畳)ほど暗くはならないものの、絶妙な薄暗さ。夕暮れや夜明けにうまくタイミングが合えば刻々と変化していく明るさで時間の流れを感じられる。