内湯から別棟にてサウナが設置。といっても、内湯から10秒ほどで行けるが。まず驚いたのが水風呂の隣にある不感湯。館内の説明文によると30度ほどに設定。見るだけで垂涎物。
サウナ室の入口の横にある説明文には壁材のパイン材(松)やストーブをフィンランドから取り寄せ、シベリア鉄道で運んできたとある。何故か水野晴郎が思い浮かぶ。
サウナに入るとバケツに柄杓が。ロウリュする際には一杯だけでお願いします!と記載あり。ロウリュするとしっかりと落ちてくる蒸気でウェットな感じに満たされる。温度計が無いためわからないが、80〜90度くらい。非常に良いセッティングだし、雛壇三段の広々としたサウナでのセルフロウリュは非常に気持ち良い。
水風呂は蛇口から溢れるオーバーフロー。キンキンに冷えてクリアな水質。もしかして12〜3度。いや、もっと冷えてるか?横にある不感湯もキンキン水風呂の後にめちゃくちゃ気持ち良い。
敢えてセルフロウリュ無しを試してみるとカラカラ系のサウナに顔を変えるのが面白い。ストーブ真横はガツンと来る熱。カラカラ系、しっとり系と2つの顔を持ち、水風呂と不感湯で骨抜きにしてくる業の深さ。
浴場の壁がぶち抜いている(神戸サウナ方式)ため、外気浴もすぐ出来て素晴らしい。それでいて400円という安さ。驚愕したと言うしか無い。セルフロウリュとキンキンの水風呂後の自然の中で外気浴。フィンランドに行かずとも宮崎の小林市で味わえる体験はプライスレス。