大人平日 | 500円 |
大人土日祝日特定日 | 600円 |
新しい施設だけあってサウナ、掛水、水風呂の動線や入浴設備全体の雰囲気作りは最近の考え方が取り入れられている印象。スーパー銭湯ブーム時代に通っていた施設とは隔世の感。
大人入浴料(サウナなし) | 400円 |
大人入浴料(サウナあり) | 600円 |
こちらは1階銭湯の投稿。2階のサウナがあまりにも強力すぎるためにサウナーからは1階はどことなく日陰者的な扱いを受けているのが残念(地元住民からは高く支持されているが)。数字だけ見ると1階のサウナは見劣りするように感じるかもしれないが、狭さを強みにして輻射熱で温まるサウナに2階と同等の水風呂、さらに多彩なお風呂が加わる1階の実力は高い。サウナの追加料金含めて600円は安すぎるほど。2階の噂を聞いてせっかく遠方から訪ねて来て1階をスルーしてしまうのはもったいない。
2階にはあるテレビが1階にはない。BGMは昭和のJPopを中心に歌謡曲や演歌など。程よい薄暗さでじっくり落ち着いて入れるいい雰囲気。改装されたばかりできれいな2階とは対照的に壁のカーペットの劣化が進んでいるのはむしろ長い時を重ねた重みに感じる。扉の開閉頻度にかかわりなく温度計の表示は98℃で安定しているが、体感的には表示を疑うほどの熱さ。ベンチ対面は下段座面高さまで石壁で輻射熱が強いこともあって、遠赤外線ストーブにありがちな直接放射された熱での火炙り感はなく、部屋全体に回った熱に包まれて全身むらなく温まる。ロッカーの鍵が、形はどこの銭湯でも見る平らな板に切り欠きが入った物なのに材質がステンレスではなくアクリルなのはこのサウナに入って納得。ステンレスの鍵では肌に触れると火傷する。
水質の良さと水温は2階譲り。吐水口から冷水、蛇口から常温水も同じ。両方が混じり合った場所は体感で16℃くらい。吐水口そばだと14℃くらい。2階より一回り狭い代わりに深さはこちらが上。水深は90cmくらいあるので2階と同じような感覚で入ろうとすると思いがけない深さに驚くことになる。水深が深い分、水質の柔らかさによる包まれ感はより強く感じる。
大人フリープラン | 1,400円 |
キャッチフレーズ募集中!
ちょっと前にリニューアルされた大型スパ。 施設の中が充実していて、1日中ゆっくり遊ぶことができる。 サウナゾーンが拡充されるらしくて、すごく楽しみ。 遠征した際はまた寄りたい
大人一般フリープラン | 1,400円 |
地域密着をコンセプトに掲げる施設で、実際に地元にも愛されている印象。サウナ目当てで来る施設ではないが、温泉と併用することで水風呂の水質の良さもあってかなりの爽快感を感じることができる。
ガスストーブ2台でカラカラセッティング。サウナだけだと体の表面だけが温まって中まで火が通ってない生焼け状態になりがちなので、温泉で温まってからの入室がおすすめ。
飲めるとは謳っていないが、吐出口から出る水は飲めそうに思えるくらい綺麗。上がる時に肌を流れる感触に水質の良さを実感するが、汗流しカットの常態化が残念。
大人入浴料 | 620円 |
リーズナブルに掛け流しの温泉に入れることに魅力を感じる施設。マイルドなサウナと水風呂はサウナー向けとは言い難いが、普通の親子が一緒に汗を流すのには最適だと思う。でも子供にとっては大人ばかりでぎゅうぎゅうのサウナに入るのはちょっと勇気が要りそう。市の中心地からは離れた閑静な場所にあって、外からの騒音はほとんど入ってこない。浴室や露天エリアからの眺望はきかないものの、裏山の森の深い緑が目に優しい。子供への対応に力を入れていて、露天には子供優先の温泉プールまである。
この地域のスーパー銭湯には珍しい対流式ストーブ。真上の反射板がかなり傾けられて取り付けられているのが印象的。マイルドなセッティングでじっくりじんわりと発汗するサウナ。長居する人が多く回転が悪いため、常時混雑している。狭いので詰めて座るマナーが定着しているがそれでも時間帯によっては満員で入れないことも。
吐水口に飲料可の表示があり、コップが2個置かれている。そのためか浴室内に給水機はない。おそらく汲み上げた井戸水を冷やさずそのまま使用していると思われる。特別に水質が優れているという感触はないが、肌触りの柔らかさが印象に残った。動線的には悪いのに掛け湯で汗流しをする人が一定数いたことも好感。子供優先の温泉プールがあるからか、水風呂をプールにする子はいなかった。
大人日帰り入浴 | 1,400円 |
会員制リゾートホテルという性格上あまり安売りはしたくないからか、日帰り入浴であっても周辺の宿泊施設に比べかなり高い料金設定。どんなハイグレードなサウナなのかわくわくして入ってみるとごく普通。悪くはないのだけど施設の性格を考えるともう少し…と肩すかし感を抱きながらもじっくり温まってから水風呂に入るとサラサラの水質に感動。次いで露天エリアに出ると、周囲は眩しい新緑の森。少し背伸びして身を乗り出すと眼下には三滝川の渓流。緑の森の上をロープウェイの赤いゴンドラが音もなく行き来しているのをそよ風に吹かれながらぼんやり眺めていたら時間が経つのを忘れてしまった。そして再びサウナ室に戻ると、先ほど感じていたサウナへの不満もいつの間にか消えてむしろ心地よいと思えるようになって、帰る予定の時間になっても帰りたくなくなった。付け加えて水風呂の水質同様、給水器の水もおいしくて水分補給が捗った。脱衣所の体重計が銭湯や昔の学校にあった緑色のアナログ体重計なのは意図的?
扉入って右側に遠赤外線ストーブがあって室内奥から左手にかけてL字に2段のベンチがある。入って正面の下段は奥行きが短く、上段に座る人がいると下段は座れない。サンケイトレーディングの設計施工だが他施設で言われるような昭和ストロング感はなく、熱すぎずぬるすぎず、カラカラでもムシムシでもなく、まさに中庸と呼べるセッティング。テレビはなく、聞こえるのは控えめな音量のBGMとガスが燃えるかすかな音、そして外の浴槽の吐水音だけ。12分計もなく、時間を知るのは5分の砂時計だけ。静かな室内で砂時計の中で落ちる砂をじっと見つめていると心が鎮まってくる。うっかり寝落ちしそうになりながら外気浴と同じようにサウナでも時間を忘れて長居してしまった。
水温はかろうじて20℃を下回っているように感じたが、これから暑くなってくると水温も上がっていくかもしれない。特筆すべきは水質。サラサラの感触で手で掬って顔を洗うとまるで化粧水を付けているように肌になじんでいく。透明度も高く、水面がまるで鏡のように浴室の光景を映し出す。その透明度の高さゆえに汗流しカットで水面に浮かぶ汚れがごく微量でも目立ってしまう。特に名水ブランドを謳っているわけではないが、周辺は野性の動物も多く棲息する豊かな自然が残されているので必然的に良好な水質も維持されているのだと思う。
大人入浴料 | 400円 |
人気のキンミヤ焼酎と三重県を代表する清酒の一つ、宮の雪が造られている宮﨑本店からは徒歩5分の場所に位置し、同じ町内には宝酒造の工場もある。いい酒ができる場所はいい水がある土地と決まっている。その期待通りとても肌触りのいいお湯と水風呂。まろやかな感触のお湯で湯上がりの肌が滑らかになるのはもちろん、髪も艶々になったのにびっくり。他施設ではこんなことはなかった。もしかしてミストサウナで頭から浴びたミストの水質が良いから?建物はかなり古びているが、浴室だけでなく脱衣所も天井が高く、床や浴槽の意匠を凝らしたタイルなど昔ながらの銭湯らしい雰囲気を保っていて、壁に掛かっている液晶テレビに違和感を感じてしまうほど。
1列だけで4人くらいしか座れない小さなサウナ。市街地にある住吉湯とは見た目は違うがおそらくスチーム発生の仕組みは似通っていると思われる。約3分置きにスチーム発生タイムがあってその時はロウリュのように一気に体感温度が上昇する。湿度が高いため火傷しそうな熱さになるが10秒くらいで終わるので耐えられる。体感温度は住吉湯と同じくらいに感じるがこちらの方が狭いこともあって座る位置による温度ムラは小さく、熱さ的には不利な扉側でも十分熱い。鼻で吸い込むとミストが滑らかに感じるのはスチーム発生設備のファンの羽根でミストが細粒化されていることと水質の違いもありそう。
吐水口からは冷水だけが供給されていて、常温水の供給はない。お湯の浴槽では底面にある排水口が水風呂だけは水面にあるため、水面に浮かんだ汚れはすぐに流されてきれいな状態が保たれている。滑らかまろやかな感触のためか、体感的にはそこそこの冷たさにしか感じないがミストの熱はしっかりと取り去ってくれる。ミストサウナだけでなくお湯との交互浴を行う客が多いのも肌触りの良さからか。
中学生以上入場料 | 500円 |
鈴鹿市の温浴施設は市街地に集中しているが本施設だけは郊外の畑やビニールハウスが広がる場所にあるのはいかにもJAが経営する施設らしい。敷地内には大規模な農業施設も建つ。客層はほとんどお年寄りばかりで他には混浴できる年齢の親子。ロビーでは昭和の歌謡曲が流れ、2階の大広間のステージではおばあちゃんがカラオケで演歌を熱唱している。こういう雰囲気は好き。開業から25年が経っているのに全く古さを感じないのは大規模な改装をしたのかもしれない。9年前に新設された露天エリアの植木もきちんと植木職人を使って手入れされていたり、施設の維持管理には手間をかけている印象。それなのにJAの潤沢な資金があるからか入浴料金は安い。銭湯にサウナ料金を足した額より安い料金で天然温泉とサウナに入れるのは破格。JAFの会員証を呈示すれば(本人のみ)さらに50円割引される他、JA組合員が年間パスを購入すれば1日当たり190円になってしまう。これなら自宅で風呂沸かすより安いのでは…?当然、人気があって度々サウナの入室待ちや洗い場の空き待ちが発生している。サウナについては動線の悪さや水風呂のぬるさなど厳しいことを多く書かなければならないのがつらい。くれぐれもサウナの印象の悪さが全体の印象の悪さにつながらないことを願う。
上段4人、下段2人で満員の狭いサウナ。浴室を出て脱衣所を横切らないと入れない。後からサウナを新設したのだろうか。濡れた体で脱衣所を横切るわけにはいかないのであらかじめ水分を拭き取るのは当然だが、汗だくの体でサウナ室を出てどうやって浴室に戻るか悩んだ。退室後すぐに水風呂に行かずにざっと汗を拭き取ってから脱衣所の扇風機に当たるのが気持ちよかった。ベンチにはマットは敷かれてなくて、受付で有料で貸し出している。常連客はマイマットを持参しているよう。温度計の値は86℃だが、扉の開閉による温度変動は大きい。でも数字の印象とは裏腹に発汗は良好。BGMは歌謡曲と洋楽がランダムに流れていて、次の曲が楽しみでつい長居してしまった。
温泉の湯温を下げるためには冷泉と井戸水を使っているとのことだが、水風呂はどちらでもない感触。2人しか入れない小さな水風呂。すぐ横を露天エリアへの渡り廊下が通っているためにさらに狭く感じる。隣の浴槽からの温泉の混入はなく、蛇口からの水はそれなりにいい感触も受けるのだが、浴槽が小さくて水量が少ないからか入浴者の体温で水温は上がり気味。でも、地元客は誰もそんなこと気にしていない様子。
大人入浴料 | 550円 |
立派な車寄せを備えた建物の外観に銭湯じゃなくスーパー銭湯だという主張を感じる。かつてのスーパー銭湯ブームの頃は充実した設備やサービスを誇っていたのだろう。しかし、今はすぐ近くにできた花しょうぶに客を取られ、老朽化した設備の更新もままならない状態。玄関の自動ドアが壊れていて手で開閉するようにとの貼紙に不安を感じながら入館。2階への階段は什器で塞がれ、外の看板にあった韓国料理の食堂も営業していない。若い頃のタイガー・ウッズが使用していたクラブやマイケル・ジョーダン、アイルトン・セナらの懐かしい写真にしばし見入ってしまった。浴室に入るとやはり全体的にくたびれた印象を抱いてしまう。でも泉質はすばらしい。これだけは花しょうぶだけでなくクア・ガーデンにも負けてない。湯温を下げるために加水しているとは思えない肌触り。大量に舞う湯の華が育って花の形になるほどの良泉質の温泉にスーパー銭湯の料金で入れる地元の人がうらやましい。反面、サウナは残念ながら温泉並みに高水準とはいかない。露天エリアに出る途中には廃止された塩サウナ。入口と出口が分れた本格的な構造だけに惜しい。遠赤外線サウナも本来の能力が発揮されればかなりのグリル系サウナになると思われるが、経営状態が大幅に改善されて、なおかつ常連客からの要望がないと実現は難しそう。花しょうぶの賑わいには及ばないけれど少なくはない温泉通に支えられている感。
40人くらい入れる広い室内に遠赤外線ストーブ2台が並んでいるけれどサーモスタットが故障しているのか、扉と床の間にマットを挟んで扉を半開きにしてあって温度が上がりすぎないようにしている。温度計の値は88℃。浴室の空気が半開きの扉から入ってくるので湿度は高い。88℃で高湿にしては体感的にはあまり熱を感じない。温度計が設置されている天井近くだけが熱せられて人がいる高さは浴室の空気で冷まされている感じ。しかし、テレビが見えない場所には座らないと割り切って30人分くらいしかマットを敷いていなかったりといったぎりぎりのコストカットを目にしてしまうと現状を責める気にはなれない。常連客にとってはテレビを見ながらのんびり過ごす場所と考えればこのセッティングにも納得。
温泉の湯温を下げるために使用している井戸水と同じと思われるが、顔を洗うと塩素臭とも鉄錆臭とも違うあまりなじみのない匂いをわずかに感じる。チラーを通していないようで、外気温が25℃に達する昼間は水温も上がり気味。底の方に多少冷たい層があるので手でかきまぜつつ羽衣も脱ぐと幾分かは冷たさを感じることができた。外気浴でも身体に水の感覚が残るほどなので水質は悪くないはずなのによくわからない匂いが惜しい。
JR、私鉄、地下鉄など三重県の各路線からサウナを検索できます